#3

 

 

 

 “ 関西弁っておしい。”

 

 

     とにかく推せる関西弁男子。

ナチュラルな感覚で関西弁を堪能したい!(願望)

      ……という私のような方々に

 

      朗報です。

 

    素敵なYouTube投稿者様を見つけました。

 

 

 

 

 

    田崎しの

                          田崎しの - YouTube

 

 

   関西弁のシチュエーションボイスなどを投稿。

( ラジオの投稿やツイキャスでの生放送などもしているそうです。 )

 

 

  彼のナチュラルな表現は、まるで底なし沼。

一度聴き始めたら簡単には離れられないほど、魅力満点です。

 

  是非、この幸福感を一度味わってみて下さい。

 

 

 

 

   特にオススメの三本をご紹介します。

 

 

 

 

     

                     youtu.be

 

 

 

                          youtu.be

 

 

 

                          youtu.be

 

 

 

 

     一緒に幸せになりましょう。

 

 

 

 

 

 

#2

 

 

 

浅香航大似の整った顔に綺麗なスーツを着た男性は、

コンビニエンスストアの常連客。

夕食に食べると思われるお弁当とパックジュースを両手でレジへ差し出す。

Suicaで。」

いつも同じくらいの値段のものを交通系ICカードで支払う。

レシートは不要。丁寧に頭を下げて去っていく。

 

癒しである。濁った視界の中で、一点輝く瞬間。

15秒間の目の保養に私は救われていた。

 

 

ある時、お揃いの指輪を薬指に付けた彼と、隣に立つ女性。

二人での来店だった。

プロポーズをしたのだろうか。

婚姻届を出したのだろうか。

 

或いは、一緒に住むことになり、

「今日は忙しかったから夕飯はコンビニで。」的なアレで

二人で来たのだろうか。

 

今はもう「夕飯は、私が作るよ。」

「明日は早く帰れるから俺が作るよ。」的なアレを。

温かい家庭を作っている最中なのか。

 

彼はその日を境に、現れなくなった。

 

ああ、また一人、目の保養が視界から消えた。だがそれでもいい。

また一人イケメンが幸せになったのだ。

 

心から祝福している。

 

 

#1

 

 

祖父が、先月亡くなった。

 

 

 

日に日に弱る祖父に戸惑いながら、目を逸らさず最後まで見届けたのは、良い選択だったと思う。後悔は、無い。ただ、祖父にはまだ生きてて欲しかったし、祖父はまだまだ生きると思っていた。

 

「人間は、いつか死ぬ。」

 

誰かの言っていたその言葉が怖くなったのは、祖父の身体を蝕むがんが全身に行き渡った頃。

 

映画やドラマの中で主人公の大切な人が命を落とすシーンで、よく涙を流していたけれど、主人公の辛さは全く理解していなかったと思う。

 

「ああ、悲しいな。」

 

こんなもんじゃない。

 

涙は止まらないし、言葉は出てこなくなる。ただ呆然とご遺体を目の前に立ち尽くすことしか出来ない。死を受け入れるなど容易くは無い。

 

火葬前に祖父のご遺体へ近付き、親族が「さようなら。」「安らかにね。」そんな言葉をかけていたが、私は何も言わなかった。言えなかった。

 

言葉が詰まるとは、こういう事を言うのだろう。

 

その中で私が亡くなった祖父にかけた言葉は、

 

「ありがとう。」

 

葬儀の三日前にご遺体を見つめ、ぽつりと呟いたこの一言だけだった。

 

 

あれから少し経つが、祖父が亡くなった事に実感を持てないままでいる。

 

正確に言えば、実感を持たずに日常を過ごし、ふとした時に実感が湧き、辛く苦しむ事を繰り返している。

 

最近は、休日に祖父の家へ行かない。悲しく、辛く、苦しいから行きたくない。行っても祖父には、会えない。そんな事を考えながら、自室の布団の中へ潜り込んでいる。

 

春先はまだ寒く、心も身体も冷えてしまう。